栄養から紐解く!リポビタンDの驚くべき効果 4選
どうも、とあてんです!
みなさんは疲れを感じた際、決まって摂取する食べ物や飲み物はありますか?
僕は近年エナジードリンクに浮気していたのですが、カフェインの取りすぎはよくないと思い、もともと味が好きでよく飲んでいたリポビタンDを飲むようになりました!
そこでふと気になったんですよね。
リポビタンDって「なんとなく元気になりそう」くらいの理解でしかないけれど、具体的にどう効くの?タウリンって1,000mgも入ってるけどナニモノ...?
というわけで今回はリポビタンDの各成分がどのように身体に効くのか調べてまいりました!
リポビタンDの栄養成分を分類すると4種!
リポビタンDの栄養素を調べようと公式HPを確認してみると、主要な成分として下記7種が挙げられていました!
- タウリン 1,000mg
- イノシトール 50mg
- ニコチン酸アミド(ビタミンB3) 20mg
- チアミン硝化物(ビタミンB1) 5mg
- リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2) 5mg
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 5mg
- 無水カフェイン 50mg
...何もわからん。。。笑
強いてあげると無水カフェインくらいは想像つくかな。カフェインから水抜いたらええんやろ、程度の想像ですが。
ビタミンB群は大きな一つのまとまりとしたとすると4種類に分類できますので、それぞれ調べてみましょう。
その1.タウリン
リポビタンDといえばこの栄養成分ですよね。
「あんな小さなドリンクに1,000mgも入ってるなんてすげー!」
と、子供のころに驚いていたのを覚えています。
当時はファイト!一発!のキャッチコピーと、崖からパートナーを引っ張り上げるCMが印象的だったことが強く印象に残っています。
子供のころの僕は、タウリンを摂取するとケインコスギみたいな筋肉ムキムキになれるとすら思っていたのですが、どうやらそうではないようです。(当たり前ですが)
タウリンとは、たんぱく質が分解される過程でできるアミノ酸に似た物質であり、魚介類や軟体動物に多く含まれている成分だそうです。
また、なかなか認知されていない効能として、消化管内でコレステロールの吸収を抑える働きを持ちます。
人間には体重の0.1%のタウリンがあるといわれ、心臓・肺・肝臓・脳・骨髄などのさまざまな臓器や組織に広く含まれていることから、生命の維持に必要な成分と考えられています。
タウリンは、胆汁酸と結びつくことでコレステロールを消費してコレステロールを減らす、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン分泌促進、高血圧の予防など、さまざまな効果があると言われています。
母乳の中にも多く含まれ、乳児の発達に関わっています。
簡単に要約すると、人間が「疲れ」と感じる要素を取り除いてくれる素晴らしい栄養成分だということです。
例)視力の回復→眼精疲労の軽減
これだけ身体に良い影響をもたらしてくれるタウリンですが、人間の体内で生成できる量は必要量には足りないため、食品から取り入れる必要があるのです。
そこでタウリン含有量の多いリポビタンDの出番というわけですね。
これがリポビタンDが疲労の回復に効くことの大きな理由となっております。
その2.イノシトール
イノシトールは生活習慣病の予防関連のトピックでよく耳にする栄養素ですよね。
イノシトールとは、糖アルコールの一種で、グルコース(ブドウ糖)から生合成されます。
一般に食品添加物に栄養強化剤として使用が認められており、脂肪肝や動脈硬化を予防し、脳細胞に栄養を与える効果があるといわれています。また、人間の初乳に多く含まれ、乳児に欠かすことのできない成長物質ともいわれており、粉ミルクにも添加されています。
イノシトールは 100 年ほど前に哺乳動物の筋肉組織の抽出物から発見されました。その後、マウスやラットによる実験をもとに、1940年代に成育や毛髪を正常に保つビタミンとして報告され、ビタミンB群の一種と考えられていました。その後の研究によって、体内でもグルコース(ブドウ糖)から合成されることがわかり、現在ではビタミン様物質として取り扱われています。
イノシトールは、体内でグルコース(ブドウ糖)からも合成されますが、合成量には限界があり、それだけでは十分な量とはいえないため、毎日の食事やサプリメントで摂取することが大切です。脂肪肝、肝硬変、高コレステロール血症、動脈硬化症などに対して効果を得るために1日に必要な摂取目安量は500~2000mgとされています。
そんなイノシトールは主に下記3つの大きな効能を持つと報告されています。
- 神経機能を正常に保つ
- 髪を健康に保つ
- パニック症候群や強迫性障害の治療に有効性が示されている
すごいですね、イノシトール。
僕は生活習慣病予備軍なので、これからよりお世話になること間違いなしです。
その3.ビタミンB群
脳や神経、皮膚などを健康に保つことで知られるビタミンB群ですが、ほかにも炭水化物をはじめとする三大栄養素の代謝やエネルギーの産生を補助する働きもあります。
肉体労働などエネルギーを大量に消費している人は意識してとる必要がありそうですね。
また、ビタミンB群は水溶性のため、体内で使わなかったビタミンB群は尿などから排出されるようです。
つまり、体にためておくことができないため、毎日摂取する必要があるということですね。
その4.無水カフェイン
最後に紹介するのが無水カフェインです!
無水カフェインとはその名の通り水分(H2O)を取り除いたカフェインであり、中枢神経を刺激することで眠気や疲労感をとり、頭の重い感覚を和らげる成分です。
なお、無水カフェインには鎮痛作用も認められており、筋肉の疲労による痛みが一時的にではあるけれど緩和され、疲労が回復したかのように感じるんだそうです。
眠気を改善するとともに疲労感も軽減することで、元気に満ち溢れた感覚がするということですね!
まとめ
さて、今回はリポビタンDの主要な栄養素をまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
栄養補給や疲労回復に役立つことは知っていましたが、ダイエットや生活習慣病の予防にも効果があるなんて思いませんでした!
知らずに飲んでいるよりも、適材適所、必要な栄養素を必要なタイミングで摂取することで、より効率的な体調管理ができそうですね!
僕と同じく、今回初めて成分・効能について知った方は、ぜひこれからリポビタンDを生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
今後も引き続き新たに得た学びを共有したいと思います。
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