美味しさの裏から忍び寄る影... 痛風とは?
どうも、とあてんです!
先日いくらとすじこの違いについて記事を書きましたが、魚卵を摂取してると気になってくるのがプリン体ですよね。
https://toaten.hatenablog.com/entry/2022/08/26/045654
ここ2~3年で有名になった痛風鍋も非常に美味しくて大好きなんですが、これもまた多くのプリン体が含まれているんですよね。
美味しいものってどうしてこうもプリン体が多いんでしょう。
そこで今回は、プリン体とはそもそも何者なのか?なぜプリン体の多い食材は美味しいのか?というテーマで発信していきます!
プリン体とは?
プリン体とはプリン塩基の総称であり、核酸中に多く含まれている旨みの成分です。
つまり、細胞の数が多ければ多いほどプリン体の含有量が多くなり、旨みの成分も多いということなんですね!
ちなみにプリン体が多く含まれる食材で代表的なものとしては下記が挙げられます!
・レバー類
・白子
・一部の魚介類(エビ、イワシ、カツオ等)
・干し椎茸
この一覧の中にビールがないことに違和感を覚える人もいるかもしれませんが、実はビールに含まれるプリン体は3.3~16.6mg/100mL程度と比較的少ないのです。
ビール=プリン体というイメージが定着した背景としては、日本ではプリン体含有量が低いことを宣伝しているビールが多く発売されたことから、逆説的にビールのプリン体含有量が高いと誤認されているものと考えられているようですね!
少し脱線しますが、スイーツの「プリン」の語源はプティング(英: pudding)からの転訛で、「プリン塩基」や「プリン体」のプリン(英: purine)とは別語源です。
プリン体の人体への影響
まず、プリン体含有量の多い食材を過剰+日常的に摂取すると、体内の尿酸値が上昇し、高尿酸血症という病気になってしまいます。
痛風とは、体内の尿酸が過剰になった状態が続き、足の間接などに尿酸の結晶が沈着して、関節に激しい炎症が急激に発症する病気のことです。
そしてその部分に炎症が起こり、激痛の痛風発作が起こります。 また腎臓にたまって結石ができると背中に痛みが生じ、尿管や膀胱に移行するとその部分で炎症を起こし、激痛を生じるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕はビールも好きなので嬉しい情報ではありましたが、同時に痛風に対する怖さも感じました。
贅沢はたまにするから良いんですね(*^^*)
今後も引き続き新たに得た学びを共有したいと思います。
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