素敵な和菓子の世界②|菓銘の由来あれこれ
どうも、とあてんです!
今回は、前回に引き続き和菓子の名称の由来を一気に紹介したいと思います!
俳句や花鳥風月、地域の歴史や名所に由来していることの多い「菓銘」ですが、主として煉りきりに付けられますが、ようかんなどにも付けられることがあります。
菓銘は本来、和菓子店が独自に名付けるものですが、そこから広まり、一般的に使われるようになったものもあります。
今回は一般的に使われるようになったものをいくつか紹介致します!
梅を型どった練り切りで、冬から春に移る季節感も表しています。
菅原道真が太宰府に流される際に詠んだ「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」から名付けられました。
「東風」と同様に菅原道真に由来しています。
京都の屋敷にあった梅が、大宰府まで飛んで花を咲かせたという逸話が元になっているようです。
紅葉を型どった練り切りです。
紅葉の名所、奈良県北西部にある竜田川が多くの歌に詠まれたため、そこからとられました。
柿を型どった練り切りです。江戸中期の俳人、加賀千代女が詠んだ「渋かろか 知らねど柿の 初ちぎり」から名付けられたといわれています。
いかがでしたでしょうか。
今回は簡単ですが、菓銘の由来を4件調べてみました!
来客に対してお菓子を振る舞う際、こうした知識を背景に持っていると会話にも華がさいて素敵な時間を過ごすことができそうですね。
今後も引き続き新たに得た学びを共有したいと思います。
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