川魚を刺身で食べてはいけない理由
どうも、とあてんです!
みなさん、お刺身はお好きでしょうか。
僕は出身地が東北で、お魚のおいしい地域で育ってきたこともあり、お刺身は大好物です!
ところで、お刺身って海水魚ばかりで、淡水魚(川魚)のお刺身はなかなか目にすることがないですよね。これはなぜなのでしょうか。
その背景には、恐ろしい寄生虫の存在がありました。
今回は、川魚を刺身で食べてはいけない理由について解説していきます。
川魚が生食に向かない理由
実は、淡水魚を生食で食べないことには大きな理由があります。
それは、淡水魚の多くには寄生虫がおり、食べてしまうと感染症になってしまうリスクがあるからなんです。
その寄生虫のうち、代表的なものは「有棘顎口虫(ゆうきょくがっこうちゅう)」です。
この寄生虫は人間の体内に入ると、幼虫の移動に伴って皮膚の皮膚の腫脹やみみず腫れなどが起こります。最悪の場合、内臓や眼、脳などに迷入することもあるそうです。
もともとは犬や鳥に寄生しているのですが、フンなどの理由で水中に持ち込まれると、動物プランクトンに食べられます。
その後、川魚たちがプランクトンを食べることで川魚の筋肉に寄生するのです。
僕たちが普段食べている魚の身は、まさにこの筋肉部分です。
つまり、川魚をお刺身で食べてしまうと、僕たち人間の体が次の宿主となってしまうのです。その後は、胃の壁を食い破って内臓にダメージを与えたり、皮膚直下で動き回ったりするのです。
川魚の安全な食べ方は加熱か冷凍
さきほど紹介した寄生虫は熱に弱く、しっかりと加熱することで死滅します。
また、マイナス20℃以下で24時間凍結することで死滅するともいわれていますが、家庭用の冷凍庫だとなかなか難しいかもしれませんね。
やはり、安全に食べるなら加熱するのが良さそうです。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか。
普段何気なく生活していると気づかないかもしれないですが、知らずに興味本位で食べてしまうと危険な食べ物も存在します。
どうしても川魚の生食が食べたいときは、専門店でいただくのがよいかもしれませんね。
今後も引き続き新たに得た学びを共有したいと思います。
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